母子手帳を開くと妊婦の健康状態の次に、妊娠中の記録を書く欄がある。記入が必須ではないので書いてなかったのだが、この間参加した産婦人科のヨガ教室で「あとで書こうと思っても、生まれたら忘れちゃうから書いておくといいよ」と言われ、確かになーと思ったので妊娠9ヶ月を迎えて産休に入った今、妊娠期間を振り返ってみようと思う。
妊娠前:ピルを飲むのをやめる
生理前のPMSが嫌で、10年以上ピルを飲んで過ごしていた。そろそろ子供が欲しいなと思い、飲むのをやめてみたが、なかなか生理が再開しない。何が辛いって、このイライラと肌荒れ、食欲が生理前だからなのか、ただの甘えなのか分からないこと。生理が来たらすっきりするはずなのに、全然来ないからずっと生理前を過ごさなきゃいけない。それでもいつかは来るだろうと3ヶ月くらい待ったけど結局来なかったので、婦人科に行くことにした。
「妊娠希望」に丸をつけたら、そこからはあっという間だった。生理を起こす薬を処方してもらった後、週に1回子宮の状態を確認して、排卵しているか、生理が起こりそうかをお医者さんに確認してもらう。生理がいつ来るか分からないというのがストレスの1つだったので、大体の目安を教えてもらえるのはありがたく、最初から婦人科に行けばよかったと思った。
妊娠3ヶ月:妊娠判明、母子手帳をもらう
生理が再開したあと、2週間くらい生理が遅れたので再度受診。きっとそうだと思ってても、あの体温計みたいな検査薬の中心に黒線が入っていて、いつものお医者さんと看護師さんがおめでとうと言ってくれるのは、じわじわ嬉しかった。ただ、妊娠前は知らなかったことだが、受精卵があればすぐ社会に妊娠を認めてもらえるわけではない。その後も1ヶ月弱婦人科に通い、丸い細胞がぴこぴこ動くのを確認できてはじめて母子手帳とあのマタニティマークをもらうことができる。
細胞を毎週見守るのは不安ながらも楽しかった。丸が大きくなって、雪だるまのような二頭身になって、すぐにドラえもんみたいな手っぽいものも見えて、心臓をぴこぴこ動かす。細胞を育てるのっていろんな道具や薬品が必要なのに、すべてを私の身体ひとつが担っているのだ。人間の力ってすごい。
妊娠4ヶ月:産婦人科選び、NIPT、つわり

産婦人科の選び方:口コミは「ママリ」
産婦人科は以下の条件で選んだ。
- 個室であること(絶対)
- 部屋の雰囲気
- 無痛分娩の有無(あると良い)
- 診察の待ち時間
4箇所まで絞ったが、どこも一長一短でかなり迷った。そこでリアルな口コミを知るべく、ママリというアプリで質問を投稿してみたら、たくさんのママさんがめちゃくちゃ丁寧な回答をくれて大変助かった。私も出産を終えたら、この優しさのバトンを次の人につなげたいと思う。
最後は、産婦人科に気になる点を直接電話で聞いてみて決めた。助産師さんや看護師さんが中を案内してくれるところもある。結局は相性なので、自分の目で見てみるのは大事。私が決めた病院はHPに無痛分娩の記載はなく、口コミでも無痛分娩していないと言われていたが、行って聞いてみたら今年から開始していた。
ちなみに、出産予定日が月末だと、人気の産院は分娩予約を締め切っていることもあるので注意。行きたいところがある人は母子手帳貰う前に早めに予約しよう。
NIPT
高齢出産の定義には当てはまらないのでそもそも確率としてかなり低いこと、この検査で全ての染色体異常が分かるわけではないことをお医者さんに説明してもらった上で認可施設で検査をした。値段は11万円。正直高かったけど、私は妊娠したら分かるものだけでも検査を受けたいと思っていたので、受けてよかった。
ちなみに、NIPTの検査費用は医療費控除できないらしい。せめて医療費控除だけでも出来ればいいのにな…。
妊婦に対して行う母体血を用いた出生前遺伝学的検査(以下「本件検査」といいます。)の費用は医療費控除の対象になりますか。
ー 本件検査は、胎児の染色体の数的異常を調べるものであって、診断の一種であり、また、本件検査を行った結果、染色体の数的異常が発見されたとしても、それが治療につながらないとされていることからすると、本件検査は、妊婦や胎児の治療に先だって行われる診療等と解することはできません。
したがって、本件検査に係る費用は、医療費控除の対象となりません。 母体血を用いた出生前遺伝学的検査の費用|国税庁
つわりはなかったけど肌荒れに悩まされた
「うっ」と言いながらトイレに駆け込む、みたいなのをイメージしていたのだが、気持ち悪くなることは一切なかった。妊娠の象徴のように感じていたので、ちょっと体験してみたかった気がしないでもないのだけど、実際吐き気があるとか辛いに決まっているので、毎日元気に働くことができて非常にラッキーだった。ありがとう我が子。
妊娠の症状としては便秘と肌荒れくらい。便秘は産婦人科で処方してもらった酸化マグネシウムを飲んでいればよかったのだけれど、肌荒れに関しては薬も使えなくなるし、もう本当に何してもでかいニキビが大量にできて全然治らなくて辛かった。ようやくマシになったのは妊娠7ヶ月のころ。それまでは皮膚科に行ってもどうにもならなかったので、そういうものだと思って諦めよう。跡が残っちゃっているので生まれたらどうにかして治したい。
妊娠初期:不安も多いが、やっぱり嬉しい
いろんな決断をせねばならず、一番慌ただしい妊娠初期。初めてのことで、色々不安で調べて迷うことも多かったけれど、夫が壁に並べてくれたエコー写真を眺めるのが、とても幸せな時間だったことを覚えておきたい。


